トランスフォーマー MP-39 サンストリーカー
トランスフォーマーは結構持っている方ですが、マスターピースはMPMのスタースクリームを持っているだけでした。といってもアレはMPというよりリーダークラスを重塗装して豪華な箱に入れただけのようなものだったので、合金を使用したMPは今回のサンストリーカーが初めてです。果たしてMPの実力やいかに。
※実物はもう少し赤みがかった、オレンジに近い色です。
オルトモード(←最近覚えた)はランボルギーニカウンタックLP500Sのカスタムカー。カウンタックぐらいは流石に知っていますが基本的に車には全く詳しくないので、カスタム具合などどこまでが実在するのかはよくわかってません。
最近のMPのアニメ重視のスタイリングやディテールに疑問を持っていたんですが、dアニメストアで初代トランスフォーマーのアニメを見始めて認識が変わってきました。キャラクターがみんな魅力的なんですね。かなりの数のキャラが登場しますが、どいつもこいつも好きになれる。アニメを見終わった後だとMPアイアンハイドやインフェルノがとても欲しくなりました。そしてそのタイミングでのサンストリーカー発売。正直、劇中でそこまで活躍した印象もないし、どちらかというとオール・ヘイル・メガトロンでの活躍（と言っていいのかは疑問ですが）の方が印象に残っているくらいで最初は買うつもりもなかったのですが、ツイッターなどでの評判があまりにも良い。とても良い。変形機構もなんですが、今回品質がとても良いというのがとにかく気になってしまい、手元にポイントやクーポンが結構あったので全部使って購入に踏み切りました。
電子推進ブースターはどんでん返し式にくるりと回って姿を消し…
ノーマルのカウンタックになります。あのゴツいブースターが見事に隠れて薄くて綺麗な車体になります。凄い。
リアウィングなどはメッキで綺麗だとは思いますがどうしても塵など噛んでしまっていますね。関節部以外はほぼ全塗装ですがそちらは埃噛みなどもなくとても綺麗だと思います。"Lamborghini"の文字なども細かくプリントされていますが、ランボルで再現されていたフロントのマークが省略されたのが残念。
ボンネットやシザードア、おまけにリトラクタブルライトまで開閉します。カーモデルとしてのギミックも楽しい。
リトラクタブルライトは爪で引っ掛けたりする必要はなく、車体裏のボタンを押すとポップアップしてくる親切設計。
トランスフォーム。アニメ準拠のスタイル。写真だと脚の分割線とか胸のダミーパーツとかに違和感があったのですが、実物を見るとそのまとまり具合にうっとりしてしまいます。
バックパックは色々と折りたたまれてコンパクトに。
変形機構は手数が多いですが難しい部分は特に無いと感じました。変形時の塗装ハゲにもなるべく気を使って設計されていると思います。
頭部はアニメ準拠ですね。確かにアニメ劇中ではこんな顔ですし実物はそんなに変というわけでもないのですが、欲を言えばもうちょっとカクカクしてて耳に横線の入った玩具準拠の頭部も付けて欲しかった。
ポージング。G1玩具パッケージのオマージュのMPパッケージっぽく。
変形後もカッチリしてて余計なところが動いたりすることもなく、可動域もその辺のアクションフィギュアよりよく動いて素晴らしいと思います。
付属のカードっぽく。
武器は画像のグレーのやつと、もう一つ黒い折りたたみ式のものが付属しています。
「ホイスト ハリウッドへ行く」で登場した悪い宇宙ロボットのお面。バランスを取れば片足立ちも出来ます。
トランスフォーム直前ぽく。他にオプションとしてチップくんのフィギュアも付属します。正直自分はトランスフォーマーにあまりそういうオプションを求めないので、今回あまり写真には撮っていません。本体に収納できる武器1つか2つぐらいで十分ですね。どちらかと言うとその分安くしてほしい。
ボディをワックスがけするサンストリーカー。画像検索で見かけたアメコミの一コマです。なんとも言えない表情がツボに入りました。
ということでMPサンストリーカーでした。噂に違わぬ素晴らしい出来で、通常ラインのTFとは一線を画す高級感に圧倒されました。正直触っていてもあまり「おもちゃ」という感覚はありませんね。初めて触ったMPがこのサンストリーカーで良かったのかどうなのか、コイツだけが格別に出来が良いということにならないよう今後もクオリティを維持してほしいものです。
