Black Sheep Dog

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R・ギャギャ - 02

 瞬着パテとおゆまるを使った簡易複製実践編。

 ギャギャの盾には四方にビーム発振器?が付いていますがこれを取り除いて空いた部分を埋め、ギャンの盾に近づけます。先に2箇所やってしまっているので、3箇所目を埋めていきます。

 

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 まずは縁のある部分におゆまるを被せ、型を取ります。薄いと型が歪んでしまいそうなのでこんもりと、肉厚に。

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 十分冷やしたらゆっくり剥がし、余計な部分を切り取ります。

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 欠けている部分に被せます。ピッタリ。ピタットハウスです。

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 瞬着パテは厚く塗りすぎると空気に触れない部分が固まらないのでまずは薄ーく、しかし型には隙間無く密着するように塗ります。瞬着でコーティングしたつまようじ(木のままだと硬化剤を吸ってしまう)やスポイトなどを使い、硬化剤をごく少量垂らして固まらせながら少しずつ盛っていきます。

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 ここで小ワザを。入り組んだ部分にしっかりとパテを詰め込んで固めたらベビーパウダーを混ぜていない普通の瞬着を型の中にドバっと流し込みます。このままだと当然固まらないので、硬化剤で濡らしたプラ棒を瞬着の中に沈めます。こうすることでプラ棒の周りから瞬着が固まり始め、大きな体積を楽に素早く埋めることが出来るのです。が、やはり量が多すぎると固まりにくいのでちゃんと硬化したか確認しながら硬化剤を足していきます。

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  後から削りたい部分に瞬着を使うと硬すぎて削りにくくなるので、最後は瞬着パテで。平面にしたいところは硬化剤付きPP板を押し付けて後の整形が楽になるようにしておきます。

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 しっかりと固めたら型を外します。今回は瞬着パテの表面におゆまるがこびりつく形で残ってしまいました。爪でこすれば簡単に落ちましたが、原因はよく分かりません。型を複数回使いまわしたからか、あるいはパーツのやすり跡をおゆまるがコピーしてしまい、そこにパテが食いついてしまったかのどちらかだと思われます。最後の一箇所は細かいやすりで仕上げた部分から型を新しく取ったのでこびりつくことはありませんでした。

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 パテとプラの間を軽くやすって慣らした状態です。気泡や歪みはこの後サフを吹きながら調整します。

 

 こんな感じです。レジンがあればそっちのほうが楽で速いのかも。前後左右対称なパーツの肉抜き穴埋めなんかにも使えるかもしれません。瞬着がくっつかなくなるコーティング剤なんかが出てくるとさらに応用の幅が広がりそうなのですが…。